これはSSH(スーパーサイエンス高校)という事業で SSM(スーパーサイエンスマス)をやったときの生徒に配った報告集に書いたものです。

理系へ進む君に、愛を込めて
この報告集(つまり授業用プリント)はパソコンで作ってあります。パソコンを使わざるを得ない君にも何かの参考になると思いますので、今は何のことか分からなくても、そのうち困ったら見るといいでしょう。ネットでゴチック文字の検索をするとヒットするでしょう。それとも一時代前のコンピュータおたくっぽい人を覗き見する感覚でもどうぞ。

@まず、秀丸エディタを買います。4,000円もします、けれど、メールソフト(秀メール)もダウンして使えるようになるのでソフト一つにつき2,000円だとすると我慢ぎりぎりです。これはあったほうがいいでしょう。バージョンアップしてもお金はかかりません。学生は優遇があるようです。
Aこの本の数式のワープロは TeX といいます。理系へ進む君にはマスターすることを勧めます。「あべのり」という人のホームページからインストールを始めるのが一番いいでしょう。 ここでの注意、ダウンは何回か失敗することもあります。何回も繰り返すのがコツ。
秀丸というエディタでソース(ワープロの元)を書いて、きれいに整形するのです。秀丸のTeX用のマクロも「あべのり」という人のもので 祝鳥 というのが具合がいいですよ。
もし、中学高校用のプリントを作る必要があるなら、emath というTeXのスタイルファイルを使うのが一番です。
プリントにグラフや図を描きたかったら WINTPIC が易しくて優れています。
B写真や文章ならネットの Wikipedia がフリーです。 これで、プリントは作れます。




秀丸のマクロを一つアップしておこう。 WithTex.mac(右クリックして対象を保存)
@*.tex を選択して実行すると,WTPICが立ち上がります。wtpic.exe は tex\bin に入れておきます。
A*.jpg とか *.png とか *.gif を選択して実行すると
 Yes で,図の大きさを決めるソフト EBB を実行し
 No で,図のファイルを dvi ファイルに埋め込みます。
B1文字を(何でも)選択して実行すると,DVIOUTが起動
C何も選択しないで実行すると,TeXファイルを開いているディレクトリをExploerします。
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